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Author:すいもう
 こんにちは、すいもうです〜。まぁ、まったりゆったりといきますので応援のほどよろしくお願いしますね〜♪
 リンクフリーです。ゆえに「リンクしたよ〜」といっていただければ即貼りますのでご報告くださいね〜。
  ちなみに、すいもうのほかに「魔ぎゅなむ」と名乗っていたりしますので他のサイトさんで「魔ぎゅなむ」という名前があったらそれは僕のことですので、「あ、ここに通っているんだ」と発見されたらご報告(?)してみてもかまいませんよ〜。


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DATE: CATEGORY: 第一部:堕ちた蒼
 こんにちは、すいもうです。……あれ、おはようございますかな(首傾げ まぁ、どっちでもいいですね。さて、今回はなのはさんの語りです。序章の最終話でなのはさんがどう思っていたのか。少しだけわかります。では、お読みください。


 第一部:堕ちた蒼 第二話「血騎兵」

 ――それは蒼の瞳。強い憤怒と深い殺意の篭もった冷たい蒼の瞳だった。六年前――プレシア・テスタロッサの真意をあの女本人から聞かされてから、私は一つの騎兵を育て上げた。紅い軽装の鎧を身につけた騎兵。その名は……。

 皇国歴二百八十八年五月アルトセイム山中――。
「……その程度の力量で私を殺そうとしていたなんてね。身の程を知りなさい、小娘」
 それが本当に目の前にいる人が発している言葉だとは、とても信じられなかった。一ヶ月間の調練で厳しい言葉を投げかけられたことはあった。
 だが、それらはすべて私を思っていってくれている言葉だとわかっていた。だから、私はあの人に憧れていた。強く、厳しく、そして、とても優しかった、プレシア様。
 だけど、それらすべてが――私に向けてくれている思いすべてが私を飼い殺すためのものだということに私は気付いていなかった。
「その程度の力量の者を殺しても、なんの価値もないわ。あなたの父親くらいの力量の者であれば、殺せば箔がつくのだけどね」
 あの人が何気ない口調で口にした言葉。その言葉に私は自分の耳を疑いながらも、抑えようのない憤怒を抱いた。
「……だから、殺したのか。私との約束を破ってまで……お父さんを殺したのは、すべて!」
 そう言って睨みつけると、あの人は、いや、あの女は本性を――薄汚い臆病者の本性を露にした。
「ええ。そのとおりよ。すべては私のため。私がこの国の軍の総帥になるため。ひいては私がこの国で「最強」になるためよ。
 あなたを預かったのも、あなたを飼い殺して、あなたの父親をあなたの手で殺させるためだったのだけど……一ヶ月預かってこの程度しか成長しないなんてね。駒としては使えないわ。
 使えない駒なんてゴミにも劣る価値しかないわ。だから、もう私の前に現れないでくれる? 正直、目障りなのよ、あなたは」
 それまで敬愛していた人の言葉。私を、私として形作ってきたすべての言葉がこの瞬間に全部、色褪せてしまった。
 そして、その瞬間、私の人生は変わった。……あの女に――プレシア・テスタロッサに復讐するためのものにと変わってしまった。
 そう、こんな風に――。

「そこ、動きが鈍い。ここが戦場だったなら、とっくに殺されているぞ」
 アルトセイムの山中で私は高町家の残党軍五千に合流したガルザの兵一千を鍛え上げていた。彼の兵はミッドチルダの一般的な軍に比べれば、かなり精強だった。
 しかし、それはあくまでも一般的な軍。いわば、並に比べればだ。残党軍に比べると途端に質は落ちる。だが、それでもある一定の水準は超えている。
 だから、素人を調練するよりは楽だった。
「よし、そこまで。では、今日の最後の調練に移る」
 そう言いながら、私は合図を出した。すると、すぐに私専属の騎兵――「血騎兵」が現れた。「血騎兵」は対「黒騎兵」用に私が育て上げた二百の騎兵。
 元は私の父高町士郎が「白騎兵」の補充要因として育て上げていた一万のうち、六年前の急襲によって、私を護っていた五千から――残党軍五千から選りすぐりの者で構成させた騎兵たちだった。
 実際に戦ってみないとわからないが、その力量は「黒騎兵」に勝るとも劣らないはずだ。そして、今回の調練は「血騎兵」の最終確認を兼ねていた。
「黒騎兵」は二百騎で一千騎相当の力を持つと言われていた「白騎兵」と同等の力を持っている。つまり、「黒騎兵」二百騎は一千騎に相当する力量を持っている。
 そして、「血騎兵」の最終確認とは「血騎兵」が一千騎に相当する力量を持っているのかの確認だった。そのため、ガルザの兵一千は騎兵としての調練を積んでいた。
 だが、彼の兵を騎兵として調練を積んでいるのはそのためだけではない。「血騎兵」に次ぐ騎兵として育てるためだった。
 精強な騎兵一千と互角に、いや、勝てなければあの女を討つことはかなわない。だから――
「はじめ」
 愛馬に乗り、私は「紅石」を高らかに掲げたのだった……。

                          つづく

 はい、以上です。ちなみに「血騎兵」は「けっきへい」と読みます。まぁ、読み方なんて二通りしかありませんけどね(苦笑 というところで今日はこの辺で。では、また。

テーマ : 二次創作 - ジャンル : 小説・文学

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