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DATE: CATEGORY: お嫁本編
 こんばんは、すいもうです。
 今日もどうにか更新できました。
 記念日は今年は書けそうにないかなぁ←汗
 まぁ、仕方がないかな。
 さて、今回もマヴィオさんです。
 ぱっと見ニートっぽい。
 どういうことなのかは、追記にて。
 では、お黄泉ください。


 異彩は、なにを見るのか~揺れる心~ 三百一話「がらんどう」

 起きたときにはすでにお昼を回っていた。
 何度かドアをノックされたような記憶はあるけれど、開けることはなかった。なにせ扉によりかかったまま眠っていたんだ。開けたらそのまま頭をぶつけることになっていただろうからね。
 もっともドアによりかかっていなかったとしてもドアを開けることはなかったと思う。ひとりになりたかった。誰とも話をしたくなかった。話をする気になれなかった。
 だからこそ私はドアによりかかっていた。
 すべてを拒絶していた。誰とも話をしたくなかったから。
 それでもこのまま部屋の中にい続けるわけにはいかなかった。立ち上がってドアを開ける。ぱさりとなにかが落ちる音が聞こえてきた。
 見てみると執務官のジャケットだった。なのはパパにかけてあげたそれはどうやらドアノブにかかっていたみたいだ。正確にはドアノブに直接ではなく、ドアノブにかけられたハンガーにだった。廊下側のドアノブには~のハンガーがかけられていた。
「なのはパパかな?」
 むしろなのはパパ以外にはいない気がする。いまのクレアとシンシアにはできないだろうし。
 そう言えば、ふたりはもうフェイトママのところにいるのかな? 事情を知りたくても二階にいてはどうしようもなかった。
 階段を下り、リビングに顔を出すと誰もいなかった。リビングのテーブルにはなのはパパの字で仕事に行ってくる。ご飯は作っておいたとだけ書かれていた。
 フェイトママがああなっても、なのはパパにはまだ仕事があった。いや仕事をしてごまかさないといけなくなっているんだと思う。
 普段は仕事の疲れを家で癒す人なのに、いまは仕事が癒しとなっているのかもしれない。
「……癒し、か」
 いまの私に癒しはなかった。だってどんな顔をして会いに行けばいいのか、わからないから。だから癒されることはないんだ。いまの私は空っぽだった。がらんどうになってしまっていた。
「どうしてこうなったのかな?」
 理由も事情もわからない。わからないまま、私はキッチンへと向かう。正確には冷蔵庫だ。冷蔵庫を開けると、なかにはなのはパパが作ってくれたご飯があった。メニューはオムライスだった。ふと視線を動かせばコンロの上にはお鍋が置いてある。中身はコンソメスープだった。
「……そんなことをしている場合じゃないはずなんだけどな」
 なのはパパのこういうところには頭が下がる。素直にお礼を言いつつ、朝食兼昼食をいただくことにした。ただ味はいまいちわからなかった。美味しいはずなのに、心が美味しいと思ってくれなかった。私はただ黙々と食事を続けることしかできなかった……。
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テーマ : 二次創作 - ジャンル : 小説・文学

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