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DATE: CATEGORY: お嫁本編
 こんばんは、すいもうです。
 今日は無事に更新できました。
 さて、今回もマヴィオさんです。
 嘆きですね。
 どういうことなのかは、追記にて。
 では、お黄泉ください。


 異彩は、なにを見るのか~揺れる心~ 二百九十六話「疾走 その二」

 フェイトママが入院している病院は遠かった。
 昔はランニングで走れる距離ではあったけれど、最近はデスクワークが基本になっているから、あまり運動をしていなかった。
 それでもストライクアーツの実力はさほど落ちてはいないはず。うん、落ちていないといいなと思いたい。そんなとりとめもないことを考えながら、まっすぐに走り続けて駅にたどり着いた。
 駅に着いたころには、すでに息も絶え絶えになっていた。昔よりも少しばかり体力は落ちてしまっていた。トレーニングをサボっていたわけじゃない。
 むしろちゃんといままで通りの数をこなしている。
 それでも昔ほどには体を動かさなくなっていた。その影響が少しずつ露わになっているみたいだ。
「一からトレーニングのし直しかな?」
 駅の階段を上りながら、体を鍛え直そうと決意していた。こんな体じゃアインハルトさんをかわいがることもできそうにないもの。
 体力が落ちても、アインハルトさんをかわいがることもできなくなるのはさすがに勘弁願いたいもの。
「そうだ。アインハルトさんにも後で話を聞かないと」
 というよりもアインハルトさんはこのことを知っていたんだろうな。だからこそ私に家に帰れと行ったんだろう。家でなにが起こっているのかを確かめろと言ってくれたんだ。
 ありがたいことではあるけれど、どうせならアインハルトさん自身の口で言ってほしかったな。そうすればわざわざ家から駅まで走ることもなかったというのにさ。
「いや、だからかな?」
 もしあの病室で今回の件を聞いていたら、私はたぶんアインハルトさんを責めていたかもしれない。大好きなあの人に罵声を浴びさせたかもしれない。
 それくらいに今回の件は私の心を抉ってくれている。
 でも一番辛いのは私じゃない。一番辛いのはなのはパパとフェイトママだ。そして一番影響を受けているのがシンシアだった。
 なのはパパは詳しく話してくれなかったけれど、シンシアがどんな変化をしたのか、私にはまるでわからない。たぶん、いつものように笑ってくれないだけだといいんだけど、あの落ち込みようだと性格が変わってしまっているかもしれない。
 できればそうなってほしくない。シンシアにはいつものように笑っていてほしい。クレアみたいに元気いっぱいな笑顔を浮かべてほしいわけじゃない。ただシンシアの、シンシアらしい笑顔を浮かべてほしいだけだった。あの笑顔を奪われることなんて我慢ならない。でもその我慢ならないことが現実に起きていたら、私はどうするべきなのだろうか。
「どうしてこうなったのかな」
 駅の階段を呼吸を乱しながら登りながら、さまならない現実に悪態を吐かずにはいられなかった……。
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テーマ : 二次創作 - ジャンル : 小説・文学

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