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DATE: CATEGORY: お嫁本編
 こんにちは、すいもうです。
 日付すぐの更新ではなく、お昼の更新になりました。
 なんだか昨日の夜はFC2にログインできなかったので、諦めました。
 でもって今日の朝確認したらログインできたので、お昼更新とあいなりました。
 さて、今回もマヴィオさんですね。
 走るマヴィオさんです。
 どういうことなのかは追記にて。
 では、お黄泉ください。


 異彩は、なにを見るのか~揺れる心~ 二百九十五話「疾走」

 なのはパパから話を聞いてすぐに私は家を飛び出した。
 向かうのは、アインハルトさんが入院しているのとは違う病院。市を跨いだ先にある病院だった。そこに会いたい人がいる。
 いや確かめなきゃいけないことが待っているんだ。目を逸らしたくなるような現実しか待っていないだろうけれど、それでも行かなきゃいけなかった。
「嘘だよね」
 走りながら、なのはパパが言っていた言葉が脳裏をよぎる。
「産まれなかったよ」
 なのはパパは傷つききった顔でそう言っていた。最初なんのことを言われたのか、意味がわからなかった。でもそれまでに私が口にしていた言葉を思い起こせば、なのはパパが言っていることがどういうことなのかなんて考えるまでもなくて、それでも信じることはできなかった。
「なにが?」
「子供だよ」
「誰の?」
「私とフェイトちゃんの子供。ヴィヴィオの一番下の妹、クレアにとってはふたりめ、シンシアにとってはひとりめの妹になるはずだった子は、産まれることもなく死んじゃったよ」
 なのはパパは前髪を掴みながら笑っていた。大粒の涙を流しながら笑うなのはパパは、壊れているようにしか私には見えなかった。悲しい壊れ方だと思えてならなかった。
「信じられないのなら、いまもフェイトちゃんは入院しているからさ、行ってごらん。場所は」
 なのはパパが口にした病院はクラナガンのひとつ向こうの市にある病院だった。どうしてそんなところにとは思わなかった。
 フェイトママはきっとなのはパパを探していたんだと思う。
 奇しくもクロノ伯父さんとした推測通りの展開になってしまったんだ。なのはパパが行方不明になり、フェイトママがなのはパパの居場所を必死に探した結果、流産してしまった。
 ただフェイトママまで死ななくてよかったとも言える。不幸中の幸いとは言えない。実際には不幸中の幸いとしか言いようがないのだろうけれど、それでもなのはパパの前で言うことはできなかった。
「クレアとシンシアは?」
「フェイトちゃんのところにいるよ。代りに迎えに行ってあげて。いまのシンシアと一緒にはまだいられないんだ」
 なのはパパの言っていることはよくわからなかった。その言い方だとまるでシンシアが変わってしまったかのように聞こえる。
 でも聞くことはできなかった。聞くよりも自分の目で見た方がいい。そう思った。行ってくるよ。それだけを言い残して私は家を飛び出した。
 向かうのはフェイトママが入院する病院。なのはパパが言っていることが間違いであってほしい。そう願いながら私はただ走り続けた……。
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テーマ : 二次創作 - ジャンル : 小説・文学

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