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DATE: CATEGORY: お嫁本編
 こんばんは、すいもうです。
 なんだか風邪引いたみたいです。
 なので、明日の「なろう」の更新は一話とさせていただきます。
 二話更新したかったけどなぁ←汗
 まぁ、それはさておき。
 今回もマヴィオさんです。
 ついに再会です。
 どういうことなのかは追記にて。
 では、お黄泉ください。


 異彩は、なにを見るのか~揺れる心~ 二百九十二話「帰宅 その四」

 アインハルトさんが入院している病院はクラナガン市街の外れの方にあった。
 まぁ外れとは言っても郊外ってわけじゃなく、単純に住宅地の近くにあるってだけのこと。基本的に街の中心は駅とかの公共機関がある。
 うちの家があるのは、その公共機関からはちょっと離れていた。ただその分市街の中心地とは違い、少し静かだった。その静けさをなのはパパは気に入ったと言っていた。たぶん海鳴の実家のことを思い出したんだろうね。なんだかんだとは言うものの、実家を嫌っているわけじゃないから、うちの家を決めた理由のひとつになったんだろうね。
 どちらにせよ、市街の中心からは離れているけれど、アインハルトさんが入院している病院がうちの家からもそう離れていないことはたしかだった。
 この距離ならお見舞いに行くことは難しくないね。なにせ地上本部に行くよりも近いかもしれないし。まぁ、地上本部からの帰りに寄るのは面倒だけど、嫁の見舞いに行くのに面倒がっていられるかって話さ。
「ふふふ~、アインハルトさんは元気かなぁ?」
 入院しているんだから元気もなにもないとは思うけれど、私がいまから行けばそれで元気になってくれるはずさ。なにせアインハルトさんが愛する「旦那さま」ですよ、私は。
 その「旦那さま」と久しぶりに会ったら元気になってくれるはず。それどころか、そのまま目くるめくる大人の世界にもってそれはさすがにまずいか。
 いくらなんでも病院で始めようとは思わないもの。それにもしかしたらアインハルトさんの病室は相部屋かもしれないからね。個室であればいいのかって言われそうな気はするけれど、個室であれば多少は考えたかもしれないとだけ言っておこうかな。
 しょうがないと思うんだよね。だっていままで気が気でないうえに、航行任務だったんだ。ずいぶんとひさしぶりなんですよ、私も。
 だからちょっと若気の至りという若さゆえのパッションが暴発しても不思議ではないと思うの。そういわば、このテンションは愛ゆえの過ちということなのですよ。
「ママ~、あのお姉ちゃん面白いねぇ~」
「見ちゃいけません」
 ちなみにいま私がいるのは病院の廊下です。その廊下を歩いていたら、通りすがりの親子の子供に指を指され、お母さんはその子供の視線を遮るように立った。
「……テンションあげすぎだったかな」
 通りすがりの親子から離れながら、ちょっと自重しよう。そう思ったと同時に目的地にたどり着いた。そこがアインハルトさんの病室だった。相部屋ではなく個室だった。どうしようと内なる私たちが戦いを始めているけれど、どうにか自分を抑えこみつつ、扉をノックした。聞こえてきた声はとても愛おしい。その声に返事をしつつ、私は扉を開けた。
「……お帰りなさい、ヴィヴィオさん」
 病室のベッドには愛おしい嫁がいた。そんな嫁に向かって私は──。
「帰ってきました、アインハルトさん」
 とびっきりの笑顔を向けるのだった……。
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テーマ : 二次創作 - ジャンル : 小説・文学

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