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DATE: CATEGORY: お嫁本編
 こんばんは、すいもうです。
 今日はなぜかお休みになりました。
 でも、明日から六連勤という、この地獄←しみじみ
 あー、もう、本当に疲れるわぁ←遠い目
 まぁ、それはさておき。
 今回は、パパンですね。
 なにげに気を使っていましたって感じですかね。
 どういうことなのかは、追記にて。
 では、お黄泉ください。


 異彩は、なにを見るのか~揺れる心~ 六十八話「前進」

 薄闇が広がっていた。
 ベッドサイドの灯りだけが、寝室を照らしている。わずかな電飾の灯りに照らされながら、天井を見つめる。見つめた天井はいつもの天井だった。見慣れた光景であり、これからもずっと見つめていくものだった。
「お疲れ様、なのは」
 くすくす、とフェイトが笑っている。いつもであれば、寝巻が肌蹴ているか、素肌を晒しているかの時間帯だったが、今日は寝巻をちゃんと身に着けている。まだそういうことをしていないからだったが、なんとなく今日はすることなく、眠りそうな気がしてならない。
「……特に疲れたようなことをした憶えはないけれど?」
「嘘ばっかり。クッキーの食べかすを残すとか、普段はしないくせに」
 フェイトが笑う。口角をにやりと曲げて笑っていた。フェイトらしからぬ意地悪そうな笑みだ。けれどその笑みも、自分にはとても魅力的に見えていた。今日はすることなく、眠りそうだと思ったが、早くも前言撤回したい気分に駆られてしまった。が、フェイト自身が、あまりその気ではないようだ。むしろ話をもっとしていたい気分のようだ。
 試しに手を伸ばしてみるも、伸ばした手を抓られて、「今日はおあずけ」と言われてしまう始末。やはり今日はさせてもらえないようだ。子供たちや親友たちの前で断言している、「フェイトちゃんを抱かないと、明日の朝には骨と皮だけになっている」状態になってしまいそうだ。実際になるわけではないけれど、精神的に近い状態にまで陥ることがある。なんというか、癒しが足りなくなってしまう。フェイトを抱くことで、癒し成分を得られ、その癒し成分のおかげで自分は、日々頑張っていけるわけだった。
 とはいえ、それを説明したところで、みんな理解してくれることはない。みな口々に、ケダモノと言うだけだった。さすがにケダモノはひどいと思う。ケダモノは誰でもOKだが、自分はフェイト以外はノーサンキューだ。だからケダモノではない。あえて言うとすれば、狼とでも言ってほしいものだ。
 しかしそれを言ったところで、結局ケダモノであることには変わりないと言われてしまうのが、なんとも解せないところだ。
 まぁ、それはそれとしてだ。
 どうにも、フェイトにはごまかしは通用しないようだった。もう長い付き合いなのだから、それも当然と言えば当然なのだけど、ここまでお見通しなのは、それはそれで夫としていかがなものだろうかと思わなくもない。それもいまさらと言われてしまえば、やはりどうしようもなくなってしまうのだけれど。
 とにかく、フェイトにはせっかくの名演技も通用しなかったようだ。わざとらしかったかなぁと自分でも思ったものなのだが、意外と通用したので、ちょっと驚いた。通用するというか、単純にヴィヴィオたちが、あまりにも余裕がなかったがゆえに、自分の大根演技でも通用したってことなのだろうけれど、少しくらいは甘い幻想に浸っていても罰は当たらないと思うのだが、おそらくそれを言ったところで、フェイトはそんなのは知りません、とばっさりと切捨ててくれるだろうから、そろそろ幻想を見るのは、やめるべきなのだろう。娘には甘いくせして、どうして夫である自分にはとことん厳しくなるのか、そこんところを詳しく問い詰めたい気分ではあるが、どうせしたところで答えてはくれないのだろう。実にフェイトらしいことだった。
「……フェイトちゃんには、お見通しかぁ」
「あんな大根演技で騙されるのは、よっぽど余裕がないか、相当なおバカさんかのどちらかだけだと思うよ、なのは」
「……大根演技なのは認めるけれど、もう少しオブラートな言い方っていうものがあると思うな」
「いつもの仕返しです。いつもなのはには、大変な目に遭わされているんだから、これくらいの仕返しはしてしかるべきだと思うな」
 くすり、とフェイトが笑う。
 大変な目に遭わせた憶えはない、と言いたいところだが、翌日の朝にフェイトが腰を抑えていたり、とてもだるそうな顔をしているところを、何度も見ている手前、なにもしていないと言うのは、さすがに憚れた。実際フェイトは、なんとも言えない笑顔を向けてくれている。その笑顔を見て、自然と顔を逸らしてしまった。が、フェイトはその笑顔を浮かべたままである。いたたまれなさが全身を苛んでいく。
「……まぁ、なのはがそういうのは、いつものことだけどね」
 やれやれ、とフェイトが苦笑いする。その笑顔もまた魅力的だった。フェイトが魅力的ではないことなんて、いままで一度もなかったし、これからもずっと魅力的な姿を見せてくれるのだろう。本当にフェイトは反則だ。そんなフェイトを伴侶にできたことは、自分の人生において、最大の僥倖と言ってもいいだろう。
「それで、お父さん的にはどうなのかな? ヴィヴィオとアインハルトちゃんの在り方は」
 フェイトがじっと見つめてきた。なんとなく照れそうになるが、どうにかぐっと堪えた。
「ん~、あんまり健全ではないよねぇ。ヴィヴィオの中のなにかが、ふたりの進展を邪魔しているんだろうけれど」
「うん。それがなんなのかは、私にもわからないなぁ。いったいなにが原因なんだろうね」
 鈍感という言葉では片づけられないなにか。それをヴィヴィオは抱えていた。それがわかっただけでも、一歩前進したと言ってもいいだろう。
「まだまだ前途多難かなぁ」
「そうだね。でもなんとかなると思うよ」
 フェイトらしからぬ抽象的な言い方だった。でも実際なんとかなりそうな気はしていた。時間はだいぶかかるだろうけれども。
「まぁ、これからの頑張り次第ってところかな」
「だね。見守ってあげないと」
 ヴィヴィオとアインハルト。ふたりのこれからがどうなるのかはまだわからないが、いままで同様に見守って行こうとなのはは思った……。
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テーマ : 二次創作 - ジャンル : 小説・文学

コメント

はいふりOVAのPVが公開されましたね。
相変わらずマッチマッチ言っているミミちゃんが可愛いです。 ←
レオちゃん達四馬鹿が麻雀やってますが……咲?(笑)
しかし……1つ好ましくないのは教師が男性のようですね。
二次創作界隈がこやつを使ったハーレム物が溢れそうで……。
古庄教官どこ行った……。
男性教師でもガヴリールドロップアウトの極道みたいな禿だと好印象なんですけどねぇ。 ←単なる趣味

あ、カトレアちゃんは幼女ではありませんね(笑)
イメージ的にちっちゃい娘と、そんな感じを持っていますが。
シロちゃんと言うより、あずにゃんのイメージの方が大きかったりもします。
三姉妹で一番あれが慎ましいそうですし、カードとかイラストなら一番欲しいですねぇ。 ←
Innocentだとカトレアちゃんカードメインで使いたくなりそうではありますが……。
そう言えば、自分押し殺してる……と言えば三姉妹もですよね。
この子達の髪を黒く染める理由とか……その辺もテスタロッサの血統の一員って感じですよねぇ。

おや、なのはさんのクッキー食べかす、演技でしたか。
なのはさんならてっきり。 ←
あぁ、いえ、素でやらかすならたぬきさん……いや、たぬきさんも演技になりそうですか。

骨と皮になると言うなのはさんのやつれ具合を見てみたいですねぇ。 ←
しかし……狼……。
狼と言えばジェボーダンの獣のイメージなので狼も誰でもって気がします(笑)
とは言え肉食獣なら大抵なんでも肉なら、ですよねぇ。
なのはさんの場合中々当てはめられるの思い付かないですが(笑)

たぬきさんと言えば……。
マヴィオさんのその健全で無いところは家族だけでは中々見付けられそうにないかも知れないですよねぇ。
たぬきさんに相談したら……オリヴィエ聖王女関連に着目してくれそうな気がします。
したとしてもどう動いてくれるか分かりませんが(笑)
結局はマヴィオさんの問題ですしね……。
聖王女との繋がりに着目出来れば親として動けるところも出来るかも知れませんが……。

完全に自分を除外しているのはもはや鈍感とかの次元では無いですからね(笑)
じっくりマヴィオさんと話し合う第三者が欲しくなりますねぇ。
それこそたぬきさんとか。
って禁断のはやヴィヴィになるので駄目ですね。 ←
いやあ、何故かはやヴィヴィって良く見ますよねぇ。 ←
他の王道外れたカップリングと比べたら悪くはありませんが(笑)

……全然関係無いですが、今バンドリ観ていると出ていた別のバンドグループ(ゲーム版に登場)の娘達のほうが主人公グループより可愛い(単なる趣味其の2)んですがどう言うこと。 ←
あ、その主人公グループ『より』の『より』に有咲さんは入りませんよ!(笑) ←

で、では、失礼します。

Re: タイトルなし

 ついに公開ですね。
 まぁ、あの子は、マッチ命ですからねぇ←苦笑
 まぁ、レオちゃんたちらしいと思いますよ←笑
 ああ、それはちょっとあれですねぇ←汗
 まず溢れるでしょうねぇ。いらんのに←ぶっちゃけ
 男性教師でもいいけれど、あまり絡まないタイプであれば、いいんですけどねぇ←ため息
 まぁ、見た目的には小柄ですから、無理もないかもです←笑
 間違ってはいないですね、小さい子なので←笑
 あぁ、たしかにそんな感じですね。
 いやぁ、三姉妹全員ご立派なのも、ちょっとね。ひとりくらい慎ましやかなのもいいかなぁと。
 実装されたら面白いカモですけどね。能力はさておきとして。
 まぁ、事情が事情だから無理もないんですけどね、あの三人は。
 ええ、血の繋がりをたしかに感じます。
 素でもいいかなぁとは思いましたが、あえて演技にしました。
 たぬきさんは、演技とみせかけての素という可能性も。ああ、どちらにしろ演技っぽいか←ヲイ
 たしかに見てみたいですねぇ。誰かイラストで描いてくれないかな←思案顔
 まぁ、狼は餌になれば、なんでもですから、誰でもいいやって感じですよね。
 肉食獣はみんなそんな感じですからねぇ。
 まぁ、とりあえず狼でいいかなと←ぶっちゃけ
 たぬきさんなら、たしかに見つけてくれるかもですね。
 あえて動かずに、成り行きを見守りそうですね、たぬきさんの場合は。
 お節介はできても、結局はマヴィオさんがどうするかですからねぇ。
 動けることはできても、最終的には、たぬきさんと同じになっちゃうかなぁ←思案顔
 鈍感以前の話ですもんね。さて、どうしたものか←エ
 第三者がいてくれれば~とは思いますが、誰がいいかな。
 まぁ、たぬきさんが第一候補ですかね。
 ああ、はやヴィヴィになっちゃいますね。
 まぁ、ヴィヴィアイが主流になる前の、ヴィヴィオの主流でしたからねぇ。
 いまは、当時よりかは少なくなりましたが←笑
 たしかに悪くはないですよねぇ。書いたことないですけど、ほとんど←笑
 まぁ、趣味は人それぞれですし←ぶっちゃけ
 もう、なんて言えばいいんだろうか←笑
 今回もコメントありがとうございました。レスが遅れてすいませんでした。いま気づいたので←汗

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