blogram投票ボタン

FC2投票


ついった


ブログラム

 

訪問者数

累計
+53000Hit

最近の記事


最近のコメント


最近のトラックバック


カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

月別アーカイブ


カテゴリー


DATE: CATEGORY: お嫁本編
 こんばんは、すいもうです。
 FGOの復刻イベントとモンハンダブルクロスが重なってきついです←しみじみ
 どっちもやりたいのに、時間が、時間が←涙
 もう一日が四十八時間になってくれればいいのに←ヲイ
 まぁ、それはさておき。
 今回は、ひゃるとさんですね。
 コメディー空間と思わせての~ですね。
 どういうことなのかは、追記にて。
 では、お黄泉ください。


 異彩は、なにを見るのか~揺れる心~ 六十四話「怒れる妹さま side:E その三」

 ぷすぷす、と焦げた臭いを漂わせながら、ヴィヴィオさんは、クレアさんの前で正座をさせられていた。
 対して、ヴィヴィオさんに正座をさせているクレアさんは、私の膝の上に座っている。私の位置からでは、クレアさんのお顔を伺うことはできないけれど、その顔が笑顔になっているであろうことは間違いない。
 ただ笑顔ではあっても、それは普段のかわいらしい笑顔とは、まるで質の異なる笑顔であることは、まず間違いない。もっと言えば恐怖を煽る笑顔で彩られているであろうことは、間違いなかった。実際私は膝の上で座られているだけなのに、恐怖を憶えていた。そんなクレアさんと対峙しているヴィヴィオさんは、それ以上の恐怖と闘っているであろうことは間違いない。
 正直、姉と妹の立場が逆じゃないかと思わなくもない。本来姉であるはずのヴィヴィオさんが、妹であるクレアさんにこういうお説教をするのはわかる。まぁ、ヴィヴィオさんがクレアさんを黒焦げにしたうえに、正座をさせて、となると幼児虐待のようにも見えてしまうけれど、お説教だけであれば、クレアさんが悪いことをしてしまったがために、というのであればわかる。
 しかし目の前で繰り広げられているのは、その真逆の光景だった。妹が姉を折檻したうえで、正座をさせてのお説教。どう考えても普通はありえない光景だった。
 けれど、そのありえない光景が現実に起きてしまっている。
 そしてそのありえない光景を私は目にしていた。さらにありえないことに、その光景を眺めているというのに、お父さまとお母さまは、我関さずと言うかのように、お母さま手作りのクッキーを食べさせあっていた。正直食欲のわく光景ではないと思うのだけど、お父さまもお母さまも慣れてしまわれているのかもしれない。ぶっちゃけると、慣れで済むことではないと思うのだけど、そこはさすがにお父さまとお母さまだった。
 そんなわけで、お父さまとお母さまによる助力は、期待できない。ヴィヴィオさんを助けるのであれば、私しかいなかった。そう思ったのだけど、クレアさんは私のそんな考えなど、まるっとお見通しのようだった。
「──あいんひゃるとおねえちゃんは、あますぎるの。そんなあまいことをいっていたら、ダヴィオおねえちゃんは、まるでダメなヴィヴィオおねえちゃん、りゃくしてマヴィオおねえちゃんになってしまうの。いまならまだダヴィオおねえちゃんでとどめてあげられるの。マヴィオおねえちゃんになったら、ておくれなの。ここはこころをおににするべきなの」
 クレアさんは、熱弁を振るってくださった。
 熱弁を振るいながら、ヴィヴィオさんへの折檻を続けると言ってくださった。どこまで厳しい人だと思う。ただその厳しさは、おそらくは私のことを思ってのことだった。
 ヴィヴィオさんは、どういうわけか、変な勘違いをされていた。私にクレアさんをお嫁にさせようとされていた。その言葉を聞いて、ショックではあった。
 ああ、私はこんなにも好きなのに、この人は私のことなんて、まるで相手にしてくれていないんだ、と。そう思ってしまった。思ってしまったら、ひどく悲しかった。泣きたくなるくらいに悲しかった。
 でもクレアさんの前では、泣けなかった。年上としてのせめてのもの意地だった。その意地を貫きたかった。だからこそ泣くわけにはいかなかった。
 実際に泣かなかったけれど、表情には出てしまっていたのかもしれない。泣かないようにするので、精いっぱいで、表情まで偽ることはできなかった。できなかったからこそ、クレアさんは、こんなにもヴィヴィオさん相手に厳しい対応をされていた。すべては私のために。そして鈍感なヴィヴィオさんを諫めるために。こんなにも小さくて、幼い子が、自ら嫌われ役を進んでやろうとしている。その姿は、とても尊く、きれいで、だけど申し訳なさを抱かせてくれた。
「クレアさん、もういいですので」
 もう嫌われ役を演じなくてもいいのです。そういう意味合いでクレアさんを止めようとした。けれどクレアさんは、静かに首を振った。
「ダメ。こころをおににするべきときと、しないときはきっちりとわけないといけないの。たとえ、そのけっかできらわれることになっても、クレアはそれでいいの。クレアにできることは、それくらいしかないから」
 クレアさんはそう言って笑ってくれた。その笑顔は、やはり胸を痛ませるほどにきれいだった。そして尊かった。ヴィヴィオさんにとって、この笑顔はどういう風に映っているのだろうか。やはり理不尽と思っているのだろうか。それとも私と同じように思っているのだろうか。よくわからなかった。聞くことはたやすい。けれどどう切り出せばいいのかがわからなかった。
「さぁて、マヴィオおねえちゃん。かくごはいいよね?」
 にっこりと笑って、クレアさんはヴィヴィオさんに向き直る。その笑顔の下にある深い愛情を悟られないように、酷薄な笑みを浮かべて、ヴィヴィオさんと向き直ってしまった。それを私はただ見ていることしかできなかった。そんな自分にひどく自己嫌悪しながら、ふたりのやりとりを見守っていった……。
スポンサーサイト

テーマ : 二次創作 - ジャンル : 小説・文学

コメント

七緒グランプリ、ざっと3000人中77位にランクイン出来ました。
七緒は、大人モードにならない良いこです。 ←
まぁ、折角セッテを子供にして人形出たのにわざわざ元に戻すことも無いでしょうからね(笑)
スカリエッティ姉妹のSR+3枚確定1枚ランダムで……運良くランダムにてニ乃さんが当たったので一架さん四菜さん七緒を確定しました。 ←三女完璧スルー
七緒の下位HRも取れましたし、言うことなしです。 
私は今セインツロウ4……キャラメイク出来て龍が如くのように町中を自由に動ける洋ゲー……をやってますが……。
(キャラメイクした女)主人公が仲間の女性に「キンジー、セ*クスする?」(しかも伏せ字なし)とド直球に聞いて、押し倒されると言う百合展開がありました。
……アメリカ凄い……。

腕をだらんと下げたクレア姉さん……。
てっきり鞭打を放つのかと。 ←?
クレア姉さんのそれは……形容するなら水銀の鞭……。
まぁ(笑)それより酷い惨劇になったようですが(笑)

ダヴィオさんがマヴィオにレベルアップしましたか……(笑)
マダリオと並びましたね。
マヴィオ&マダリオとか……米国のマスコットに居そうな(笑)
この蔑称もコロナに教えてあげなければいけませんね。 ←

ひゃるとさんの膝の上に座っているクレア姉さんかわいいですね。
小さい子が膝の上に座っているのってかわいいですよねぇ。
それが幼女がお姉さんの上に座っているのとかポイント高いと言うか……(笑)
幼女が攻めのロリおねですから……なお良いと言うか(笑)

何処と無くクレア姉さんのようで、クレアさんのようにも感じますね。
なのはさん達の目には妹が折檻しているように見えて実際は……。
クレア姉さんが怒っているのとクレアさんのそれもがシンクロしているのかも知れませんが(笑)

しかし……ひゃるクレアを夫婦にしようとする発言……ひゃるとさんに聞かれたのは、これもまたマヴィオさんの未来が面白くなりますね。 ←鬼
今はまぁ、ひゃるとさんも落ち込むでしょうが……さんざん苛めて欲しいですねぇ。

では、失礼します。

×人形
○人気
……七緒フィギュア出て欲しいですね。 ←

Re: タイトルなし

 上位三パーセントに入っていますね、さすがです←笑
 まぁ、こうさん的にはいい子ですよね、大人モードなしだと←しみじみ
 まぁ、もとに戻す必要はなさそうですよね、あの子の場合は。
 三女が完全にスルーされている件。まぁ、うん、仕方がないか←ヲイ
 それはおめでとうございます。納得できる形で終えられるのが一番ですからねぇ←しみじみ
 なんか、また聞いたとのないタイトルが←汗
 アメリカすげぇ←汗
 いあいあいあ←汗
 まぁ、惨劇になっちゃいましたね。うん。まぁ、マヴィオさんだから仕方がないです←ヲイ
 というか、クラスチェンジですね←ヲイ
 ええ、ついに並んでしまいました。でも、そのうち追い越しそうな予感←エ
 なんか、マスコットっぽい名前ですよね、こうしてみると←笑
 コロナであれば、いじくりまわしてくれるでしょうね←マテ
 見た目はかわいいでしょうね。中身はさておき←マテ
 たしかに、小さい子がちょこんと座っているのはなかなかにかわいい光景ですよね。
 ある意味ツボったようですね←笑
 まぁ、ロリおねというほどではないんですが、間違ってはいないですよね←苦笑
 さてさて、真実はどうなのかは、まぁ、そのうちに←苦笑
 少なくともシンクロはしているでしょうね、あまりにも発言があれでしたし←苦笑
 まぁ、確実にカカア天下の種火になるであろうことは、間違いないでしょうね←笑
 それはもう確定していますから←エ
 今回もコメントありがとうございました。今後も頑張りますね。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



copyright © 流るる、雲。 all rights reserved.Powered by FC2ブログ