blogram投票ボタン

FC2投票


ついった


ブログラム

 

訪問者数

累計
+53000Hit

最近の記事


最近のコメント


最近のトラックバック


カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

月別アーカイブ


カテゴリー


DATE: CATEGORY: お嫁本編
 こんばんは、すいもうです。
 三月ももう半ばですね。
 あともう半月で四月ですか。
 早いものです。
 まぁ、それはさておき。
 今回は、ひさびさのヴィヴィアイですね。
 ダヴィオさんが絶好調です。
 どういうことなのかは、追記にて。
 では、お黄泉ください。


 異彩は、なにを見るのか~揺れる心~ 五十八話「極まれしもの」

「結局、なのはパパもフェイトママも、なにが言いたいの?」
 アインハルトさんを、お嫁に迎えたいとか言っておきながら、私がクレアやクレアの弟妹になる子のお嫁さんなのかな、と思えば、全力で否定してくる。
 うちにはほかに子供がいるわけではない。本当に二人がなにを言いたいのかが、私にはさっぱりわからない。
「うちには、クレアとクレアの弟妹になる子しかいないじゃんか。なのに、ふたりが違ったら、他に誰が」
「いや、その前提がそもそも間違っている、とパパは思うのだけど。というかね、大前提がまず間違っているよね?」
「そうだね。ヴィヴィオの言っていることは、最初から方向を違えてしまっているもの」
「うん。しかも当の本人はそれに気づいていないというのが、また、ね」
「正直、ここまで鈍感さんとは思っていなかったなぁ。本当、誰に似ちゃったのかな」
 フェイトママがため息混じりに、なのはパパを見やる。なのはパパは無言で顔を逸らした。が、いくらか汗に塗れているのが、とても印象的だった。身に憶えがあります、と言っているようなもので、要は語るに落ちていた。さすがは、なのはパパだった。
「ま、まぁ、私のことは置いといて」
「誰もなのはのこととは言っていないよ?」
 じろり、とフェイトママがなのはパパを見やる。うん、語るに落ちるとは思ったけれど、実際に落とすとは思っていなかった。やっぱり、なのはパパは安定のなのはパパだった。
「……と、とにかく! いま大事なのは、過去ではなく未来だよ!」
 だらだらと冷や汗のようなものを掻きながら、なのはパパは脱線していた話題を元に戻そうとする。圧巻の力技だったけれど、フェイトママもため息を吐きつつも、そうだね、と頷いていた。フェイトママの溜飲は、いままでのやりとりでだいぶ下がったみたいだった。
 それにフェイトママ自身、これ以上なのはパパで遊んでも、意味がないと思ったのかもしれない。まぁ、当のなのはパパにとっては、遊ばれた程度のことではなかったみたいだけど。それにしては、なにも言わないでいる。それだけのことをフェイトママにしてしまった、という自覚があるのかもしれない。本当に昔のなのはパパは、フェイトママになにをしてしまったんだろう。アインハルトさんのことも気にかかるけれど、いまは昔のふたりになにがあったのかの方が気になってしまう。
 もっとも聞いたところで、ふたりは話してくれないだろうけれど。特になのはパパが。
 でもその辺のことは、はやてさんあたりに聞けば、教えてくれるだろうから、今度連絡して教えてもらうことにしよう。
「とにかく、ヴィヴィオ。ヴィヴィオの言っていることは、大前提からして間違っているんだよ」
「大前提ってなに?」
 言葉の意味は知っているけれど、現状でそれがなにを指しているのかが、私にはわからない。なにがどう間違っているのか。なのはパパの言葉でも、フェイトママの言葉でも、いまいちわからなかった。
「うちには、クレアとクレアの弟妹になる子しかいない。そう、ヴィヴィオは言ったね?」
「うん。だってうちにはクレアとその子しか」
「いるよ。ちゃんとほかにもいる。でもヴィヴィオはそのことに気づいていない。ううん、無意識のうちに除外してしまっているのかもしれないね。あまりにも、そばにいすぎると、そのことに気づけなくなるんだ。あまりにもあたり前すぎて、そのあたり前に気づかない。ううん、気づかないふりをしてしまうんだ。もし気づいてしまえば、その状態を維持することはできなくなる。ううん、維持することはできるけれど、それまでのように自然に維持することはできなくなる。できるのは、無理をして、心に傷を作り続けての、維持だけだから。そうなるのをヴィヴィオはきっと無意識に理解してしまっている。だからこそ、そんなあからさまに間違った大前提を作り上げてしまっている。パパはそういうことだと思うな」
 なのはパパは、真剣な表情でそう言った。まるで自分自身の経験を語っているみたいに。ううん、たぶん、なのはパパの経験談なんだと思う。その証拠に、なのはパパは申し訳なさそうな顔をして、フェイトママを見つめている。フェイトママはフェイトママで、もういいから、と言っていた。
 さっきまでは、溜飲を下げるために、なのはパパで遊んでいたみたいだけど、それはきっとフェイトママの本心ではなかったのかもしれない。
 だって、いまのフェイトママは、とても優しく笑っていた。それはフェイトママ自身が、なのはパパにされたことを、もう気にしていないからこそ、浮かべられる笑顔であって、ふたりのこれまでの絆がどれほどのものであるのかを、如実に表していた。
 うん、いい話だ。いい話なのだけど、ひとつ言いたいことがあった。
「えっと、なのはパパが言っている意味がわかりません」
 なのはパパの経験談を知れたのはいい。けれど、それがどう私に関係しているのかが、さっぱりわからなかった。そんな私の言葉に、なのはパパとフェイトママの表情が再び凍り付いてしまった……。
スポンサーサイト

テーマ : 二次創作 - ジャンル : 小説・文学

コメント

今月百合百景と言うフルカラーコミックが出ますね。
百合物百編載っているそうで……。
いつの間にや柚子森さんの二巻も出ていますし。
海戦ネットゲームのはいふりコラボでココミーの声優さんが何かのイベントに参加されるそうですが……この方達良く出ますね(笑)
イラストの方ではミーテア、ミケシロ両コンビが載ってましたが。
……ミケちゃんのパートナー=シロちゃんと言う風潮、どうにかならないものでしょうか。 ←

バレンタイン&ホワイトデーSS完結お疲れ様です。
……次は司書長と査察官のブラックデーですね。 ←誰得
あれ……ノーヴェの言う身内って一体誰でしょう……。
いえ、恐らくスバルかと思いますが(笑)
あの人、へたれなんだ言われながらもやることやってるというのに、ティアナさん嫁にもらう事はしていない、と(笑)
……相手がまったく見えてこないディエチとかも何をやっているかは分かりませんが……(笑)
あの姉妹は誰も相手居なくても腐ったりせずのんびり構えてそうですけどね(笑)
ギン姉は……案外ティアナさんが好きだったりフェイトちゃんが好きそうだったり何処に向かっても不幸そうですが(笑)
ディエチに関してはゲンヤさんに地球のお菓子作ったりして、何気にゲンヤさんにアピールしてる気もするので……ちょっと心配になりますが、まぁ、問題無いでしょう。 ←

そしてホワイトデーの翌日である今日はなのはさんの誕生日ですね。
いえ、まぁ、アニメのなのはさんのそれと確定しているわけではありませんが。

なのはさんの鈍感な過去がまた(笑)
今回のなのはさんの口ぶりだとアリサ姫となんか有りそうにも聞こえますね(笑)
フェイトちゃんと言うより昔から側にいた相手と、そう言う感じで……。 ←?
しかし、一体なにがあったんでしょうね(笑)
たぬきさんに聞いたら有ることも無いことも吹き込みそうですし……一番良さそうなのはすずかさまに聞くことかなあとも思いますが(笑)

フーリンバレンタインも特に不穏になっても問題なく過ぎていきましたが……。
ダヴィオさんは相変わらずダヴィオですね(笑)
こちらはただでは終わらなさそうな……(笑)
確かにでも、なのはさんの言い方だとダヴィオさん自身の事とは気付きにくい……ですかね。
近くにいる子のことが好きだと気付けない的に聞こえるかも知れませんし……。
ダヴィオさんは自分を除外してるのが、かなりキテると言うかどう言えば良いのか(笑)
まぁ、それがダヴィオさんの面白いところですが(笑)

では、失礼します。

Re: タイトルなし

 百合百景。これまたそそられるネーミングな←しみじみ
 百篇ですか。果たしてどれほどのものなのやら←ごくり
 あれ、もう二巻ですか、柚子森さんも。そのうちメイトに行かないと←しみじみ
 ココミー推しなんですかねぇ。個人的には、テアミーなんですけどね←ぶっちゃけ
 シロちゃんも悪くないんですよ。でも、モカちゃんには、ね←ヲイ
 まさか両方書くとは思っていませんでしたけどね←苦笑
 って、それは誰得ですか←汗
 まぁ、ご想像通りということで←笑
 やることはやるくせに、肝心なところでヘタレる。それがうちのスバルです←ヲイ
 基本的にあの姉妹は、相手がいなくても、のんびりまったりとしているというイメージが強いですからねぇ。さて、どうするべきか←笑
 ギン姉は、見た目は姉妹の中で一番好きですが、どうあっても不幸路線まっしぐらなんですよね、あの人←汗
 まぁ、ディエチの場合は、ファザコンみたいなものでしょうね←ヲイ
 まぁ、元ネタでは、誕生日ですね。
 とりあえずは、三月十五日でいいんじゃねという風習がずっと続いていますね←笑 うちでも一応はそんな感じですね←ぶっちゃけ
 本人にとっては、黒歴史以外の何物でもないでしょうけど。
 あー、たしかにそう聞こえなくもないか←笑
 ただ、今回のこれはフェイトさんに対するものですけどね←笑
 そばにいすぎるがあまりにも、全然気づけず、傷つけてばっかりだったって感じですかねぇ←ぶっちゃけ
 まぁ、すずか様であれば、たぬきさんよりかはましなことを聞けそうかもですね。
 不穏にしてもよかったんですが、さすがにヴィヴィアイが不穏続きなので、フーリンもそれだとくどいかなぁと←笑
 そこは、もうお家芸的な感じですね←マテ
 ヴィヴィアイも、すんなりとは終わらない予定です。終わらしたいところですけどね←汗
 まぁ、言い方がちょっと抽象的すぎたかもですね。
 具体的に言おうにも、デリケートな問題ですから、無理もないんでしょうけど。
 鈍感という言葉を凌駕しているとしか言いようがないですね←ヲイ
 ある意味魅力とも言えますね←マテ
 今回もコメントありがとうございました。今後も頑張りますね。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



copyright © 流るる、雲。 all rights reserved.Powered by FC2ブログ