こんにちは、すいもうです。さてさて今回のお話はぶっちゃけ「なのはさんいじめ」です。ええ、もう正直いじめ以外の何者でもないです。なのでそういうのがOKな方だけ追記にGOです。では、お黄泉ください。
なのは様外伝〜隣り歩く君〜 第七話「絶たれぬ希み・前編」
──それは一つの覚悟でした。大好きなあなたと寄り添って歩むための覚悟。光に包まれた後私たちが見たのは大人になったあなたでした。私は大人のあなたに見とれてしまった。だけど、同時に私は見てしまった。私とあなたが結ばれなかったという証拠を見てしまったのでした……。
こんにちは、高町なのはです。
あのとき──「オーバーゲート」が発した光に飲み込まれた私とフェイトちゃんは意識を失いました。でも、意識を失う前にフェイトちゃんと手を握り合えていたのは幸いでした。
だって、手を握り合えるということはフェイトちゃんと繋がっていることだから。
そしてフェイトちゃんと繋がりあえているなら私はどんなことがあっても平気です。たとえ未開の世界に飛ばされたとしてもフェイトちゃんと一緒なら耐えられる。
だから意識を取り戻したときにどんな光景が目の前に広がっていても平気なはずでした。そう、平気なはずだったのですが、無理でした。それは気付いたときに私の視界を覆っていたのは白いシーツのようなものだったのが原因です。
そのため私は半ば混乱しながらも手を握り合っているはずのフェイトちゃんを呼びました。するとすぐ傍から「なのは」とフェイトちゃんに呼ばれました。……どうやら離れ離れにはならなかったようです。
ゆえに私はほっと一安心してフェイトちゃんを引き寄せました。そして彼女の細い体を抱き締めながら──
「良かった。フェイトちゃんと離れ離れにならなくて。……本当に良かった」
そう耳元で囁きました。するとフェイトちゃんは「そうだね」と呟きながら私を抱き締めてくれました。それがとても嬉しくて私はフェイトちゃんをぎゅっと抱き締めました。
そして耳元で「大好きだよ」と囁きました。すると「私もだよ」とフェイトちゃんが返してくれました。それからお互いを見詰め合いながら顔を近づけていきました。
あと少しで唇が重なろうとしたとき、急に私たちを覆っているシーツが持ち上げられたのです。私とフェイトちゃんは瞬時に顔を離しました。そして目の前に飛び込んできた光景、いいえ、目の前の人に息を呑みました。
ストレートに落とされた髪、すらっとした手足、そして調和の取れたボディーライン。それらは今の彼女とは異なっていました。
だけど、長い金砂の髪と口から漏れ出した少し低めの声、そしてなによりもその綺麗な紅の光を灯した双眸が悠然と語っていました。今目の前にいる人は彼女の──フェイトちゃんの成長した姿だということを物語っていたのです。
私は呆然としながら「フェイトちゃん?」と目の前の大人になった彼女を呼びました。すると目の前のフェイトちゃんはゆっくりと頷きました。それから大人のフェイトちゃんが「君たちは──」と言いかけたところで耳にしたことの無い声が聞こえました。
「どうかしたの?」
その声の持ち主はそう言って目の前のフェイトちゃんに抱きつきました。それから私たちの方に顔を向けたのです。その瞬間私は気が遠くなるのを感じました。
フェイトちゃんに抱きついたのは六、七歳くらいの女の子でした。赤と緑のオッドアイの女の子でした……。
つづくなの
はい、以上です。……実際九歳のなのはさんがヴィヴィオを見たらショックを受けると思うんです。そのため今回は心を鬼にしてこのような感じに書かせていただきました。なので「この鬼畜がぁぁぁぁぁっ!」と言われてもかまいませんのであしからず。というところで今日はこの辺で。では、また。
テーマ : 二次創作 - ジャンル : 小説・文学
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